減圧症治療体験記

正直、減圧症かどうかの判断方法は

自己判断

が主である、というのが総論である。

医者にできるのは、感覚(神経)のテストくらいのものだ。

まったく、世の中厄介な病気が多い。

 

まあそれはさておき、ダイビング後数日で以下のような症状が出たので、病院に予約をとった。

簡単に書いているが、職場からの理解はなかなか、得られるものではないので、羅患しないのがほんと、ベストだ。

見た目的にはどこも悪くないからね。

・左手のしびれ(これははっきり出た)

・関節痛(大きい間接は特に痛く、手首は特にゴキゴキ言ってた。ただの筋肉痛ではない…)

・ありえない場所が痛い。たとえば、足の指先だけとか、手指の先だけとか。

なぜ、減圧症だと思ったか?

こういった類の痛みは経験したことがなかったから。しびれも今まで、なかった。

症状としては、すごーく細ーい針でさくさく刺されてる感じ。鍼治療は何も感じないが、こっちは明らかに内部なのがわかる。筋肉痛はもっと、鈍痛だし、伸ばすと気持ちいいはずだ。

しかも、間接に集中していた。

医者の反応は。

お医者さんに先に診ていただくのだが、これがすこぶる適当な感じがして、「こんなもんなのかなあ…」とちょっと心配になった。

医者から見ると、私なんかはかなり軽症みたい。「入っときますか」という言い方だ。まあ、重症だったら違うのかもしれないが。

神経テストは比較的きちんとしていたが、今日は左手の小指限定でしびれていたので、あやうくパスされるところだった。

また、気になることを仰っていたのだが、「軽症であれば自然治癒する」らしい。そうなのか…。なんか治らないから医者行けってどこでも書いてあるのに。。。

治療中

治療は5時間もかかる。しかも保険が効いても高い!初診で2万くらい。一応緊急扱いになっていた。

この間、狭いチャンバーで、一応起きていなければならない。酸素マスクをつけたり外したりだ。眠いので、本が退屈だと死にそうである。

まあ、飛行機に乗っていると思えば良い。

治療中の身体の変化は以下。

・最初に一気に18mまで圧力を上げていく。ダイビング同様、耳抜きをする。私のような初心者でも、特に大きな問題はない。もちろん数回やらないとだけどね。

・これで水底に着いたな、っていうところですべての症状が一旦消えた。水中と同じになったのだろう♪実に快適である。酸素も美味しい。

・数時間後、少し浮上すると、また少し症状が出てくる。が、悪化はしていない。

コツとしては、浅すぎない呼吸で酸素を吸うことだと思う。たまによく吸うと、全身にいきわたるのを感じた。

※メモ:検査着に着替える時、コットン100%の下着以外は許可されていない。あめとガムがいつの間にか禁止っぽくなっていた(のどに詰まるから?)。時計を含め機械は禁止。なので、筆記用具、飲み物、本以外はあきらめたほうがよいです。みんな本とペットボトルだけでした。

治療後

左手に痛みは残っていたが、テストをしなければ出ない程度。これは筋肉痛であることを祈る。

しびれはほぼ、90%とれていた。

関節痛はほぼ、無しと言い切れる。

また、身体全体が非常に楽になる。酸素バーは悪くないと思った。今後、酸素バーも試してみよう!!

先生は、さっきとうってかわってなんか心配そうになったが、「治療は一回とします。また気になったらお電話ください」で終了した。

注意事項は、二週間の激しいスポーツ禁止と、標高1000mに行かないこと。ダイビング復帰については説明がないので自己判断なのだろう。

※正直、先生はちょっといい加減だと思った。

ちなみに高尾山は大体標高600mくらい。結構あるんだね。

現状

あまりにも眠いので少し寝た。脚は相変わらず快調である。右手にたまに痛みが走るが、すぐに消える。やはり、回復していると思われる。

思ったこと

こんなに簡単に治療して、終わって、治るものなのか?正直謎だったが、「理論上の体内窒素が消える」は嘘ではないと思う。

だが、繰り返すのは危険だろう。

今後復帰するなら、浅い海からだ。AOWはしばらくとらないつもりでいる。

あと、ダイブコンピューターは必須だ。言い切れる。

要は、誰も、あなたの命や身体を守ってくれないのだ。

イントラは、注意はしてくれるが、浮上してしまうのは自分だ。毎回ひっぱってくれるわけじゃない。

医者は、治そうとしてくれるが、そのあとどうするかは自分次第だ。

他人に判断をゆだねるのは危険だ。今回の治療も、減圧チャンバーに入る、入らないは自分次第である。検査で判断できる病気ではないからだ。

また、医者の言うとおり、耳鼻科や内科などにも、気になることがあれば診てもらっておくべきかも。

私の場合、ダイビング後異様に眠いのがちょっと気になると言えば気になるか。。。。今回も眠かったもんなあ。

 

ダイビングスタイルについては、深い場所から少しずつ上がってくるスタイルでは発症しにくいと個人的には思っている。

今回、浅い場所に長時間いたので、浮上するにも、今何mか?がわかりにくい。どうしてもジグザグになってしまうのだ。

わかりやすいダイビングプロフィールだったり、安全停止の場所がはっきりしていると、悩まないんだけどね。

浅い場所で潜る時は、安全停止をしっかりやるようにしたいと思います…。

 

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