Adobe Premiereだけでテキストのアニメーションをしたい!「クロップ機能」編

Adobe Premiereだけでテキストアニメーションをしたい!After Effectsに持っていくとPCが負荷に耐えられない!そんなあなたにお送りする、「テキストをクロップでちょっといい感じにする」方法。お手軽で速いけれど、ちょっとイケてる感じに仕上がります!

どういう感じかというと、こんな感じです。

今流行りの、テキストに背景色をつけてテプラみたいにする方法。え?テプラをご存知ない…?いったん、そちらはおいておきましょう…。座布団とも言われていますね。

まずは、動画編集を先に終わらせておきます。

テキストをいつものように入れましょう!

このテキストが、左から少しずつ見えるようにします。

1)「エフェクト」から「クロップ」で検索し、シーケンスにドラッグしてください。(文字のところに)

Adobe Premiereクロップ機能のありか

2)エフェクトコントロールを開きます。ウインドウから探すのもあり(大体出てないので)。

ここで、クロップを編集していきます。左から出現させたい場合は、「右」の数値をいじります。

エフェクトコントロールにキーフレームを打って、アニメーションを調整していきます。

100%ですと何も見えません。これを徐々に数値を減らすことによって、文字が出現するようにアニメーションさせます。ここの数値をドラッグでいじると調整しやすいです。なぜなら、テキストの長さによって、スピードが違うように視聴者には見えてしまうからです。なので、毎回文章の長さに合わせて編集するのがベストでしょう。

キーフレームを一番最初に打って、(ここは100%)、テキストを全部見せたい時間まで持ってきたら、またキーフレームを打ち、テキストが表示される位置まで「右」の数値を減らします。テキストが表示される位置はテキストの長さによって異なりますので、一概に数値は決まっていません。目視での調整が必要です。

基本的には以上です。

左に戻っていってテキストが見えないようにするためには、この逆を、シーケンスの中でやるだけです。

イージングをいじると、最初速く、見えるにつれて遅く、という調整もできます。

これを使うことで、だいぶAfter Effectsの重い作業から解放されるため、動画のアップ頻度も上げられそうです!

もちろん、複雑なアニメーションをこなしたい場合は、After Effectsのほうが絶対に良いですが、個人の旅行動画などであればこのくらいで十分かなと。