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白谷雲水峡 半日コース 初心者の感想【2021.05】

翌日はあいにくの大雨とのことだったが、朝6:45にホテルで軽食を食べて出発。

なんと同じガイドさんであった。

千葉出身の彼女は、女性だが狩猟免許をとったり、カナダで登山ガイドをしたりとなかなかのアグレッシブっぷりで、屋久島に定住するんだそうだ。

白谷雲水峡は縄文杉登山に比べると、かなり楽である。もちろん、岩山を相変わらず登らなければいけないのだが、距離が全然短いし、お昼までに帰ってこれる。

しかし雨だったので、写真撮影などは大変だった。防水のiPhoneもカメラに浸水してしまった。

また、登山靴で水たまりを歩いたので、最後はどうしても靴の中に水が入った。

午前の半日コースの場合は、「苔むす森」まで行ったら下山というコースだ。

白谷雲水峡は、もののけ姫でアシタカが木霊などに出会う山道に非常によく似ている。

苔がとても多く、緑色と、そして大きく割れた花崗岩の間を綺麗な水がどうどうと流れている。とても美しく、癒される場所だ。疲れたくないとかであれば、白谷雲水峡だけでも屋久島のすごさがわかると思う。

あと水が多いので、滝が好きであれば最高に楽しい場所だ。

大雨だったため、ミラーレス一眼はもっていけなかったけど、できればたくさん写真を撮りたかった。ザックの底まで雨水が到達していたので、無理だと思うけど…。

iPhoneで白谷雲水峡を撮るコツ。

露出をー1まで下げると結構いい感じに撮れると思う。

お昼はホテルスタッフおすすめの「潮騒」で。ここは定食屋さんなんだけど、回転がすごく速いので確かにおすすめ!

トビウオのから揚げが食べたかったんだけど、売り切れだった…。

ちなみに1日目の夕飯は「かたぎりさん」という、かたぎりさん一家が経営している定食屋さん。ここもたいへんおすすめ。ひつまぶし定食がおいしかったです!

帰り道

宮之浦港周辺。やはり山が近い。

小雨の降る中、お土産ものやさんを物色して歩き回ったが、港にトランクを預けているとは言え、ミラーレス一眼の入ったリュックは重い。疲れてしまったので、「屋久島ふるさと市場島の恵み館」というところにドリンクスペースがあったので休ませてもらった。疲れていたので、しばらくしたら寝てしまったw

本当は、フェリーの発着所ターミナル内におしゃれなカフェがあるんだけど、なんと休業だった。

そのあとはゆっくりチケットを受け取って、雨もやみつつあった屋久島とお別れをした。

2泊3日はあまりにも短く、もっと遊びたかったなあと思ったので、またきっと次も来ます。海も見たいな。

高速船のTIPS

高速船は1階の人から降ろしてくれるので、急いでる場合は注意。
高速船最後の便で鹿児島に帰るとバスが無いので、タクシーを使うんだけど、ちゃんと船に合わせて大量のタクシーが待機しているのでご安心を。鹿児島中央まで、15分強で着く。


縄文杉登山 初心者の日記【2021.05】

縄文杉

ガイドツアーに参加するべき?

1日参加して思ったけど、ガイドツアーに参加したほうがベター。初心者はほぼ必須。

時間配分がわからないし、登山のコツを色々教えてくれるし、屋久島のこともすごくたくさん教えてもらえる。何しろ歩いたり登ったりしているだけなので、ガイドブックを読んでる暇はないし、ガイドのトークのほうが頭に入りやすい。

あと最悪、怪我をしてもガイドさんならすぐに対応してくれる。

スケジュール

朝、4:15ホテルロビーに集合。ほとんど寝れていないが、徹夜は絶対にいけないので、寝れなくても電気を消して休んでおくべき。長い一日が始まる。

大体お昼休憩頃に縄文杉(折り返し地点)に着く。

トロッコ道から登山道に移る時が一番きついので、心してかかろう。

下山はびっくりするほど早いし楽である。

大体帰りは17:00のバスで、ホテルに着くのは18時くらいだ。寝てしまう前に、夕食の送迎をお願いして、そのあとなるはやでお風呂に入っちゃいましょう。寝オチしますw

持ち物

屋久島猿
屋久島猿

レンタル品

初心者はレンタルで十分である。登山三点セットがいいと思う。ただし、レインウェアは2日目の大雨には耐えきれず、最後は肌着まで濡れてしまった。だから、レインウェアのトップスは一着買ってもいいかもしれない。

登山靴はレンタルで十分だったけど、今後もアウトドアするなら使えるので買ってもいいかも。

ザックは私は普段使わないので、レンタルでいいと思った。ザックカバーは付属でついてくる。

お弁当2食分

食べないと体力がもたない。

多くの場合、ホテルが手配してくれる。私はRAKUSAホテルですべて手配していただきました!
RAKUSAは夕飯の送迎もしてくれます。まじでお世話になりました。

もっていって正解だったもの

トレッキングパンツ(ズボン)。これは必須なので、アウトドア用品店で試着して事前に買っておこう。とても軽量で動きやすく、すぐに乾くので、日常でも使えると思う。ポケットがついてると色々な面で楽ができる。最近のはデザインが悪くないし、ロゴも控えめなのでオフィスでも着れる。

小さい水筒。飲み水は山の水をそのまま吐き出している水飲み場が4,5か所あるので、そこで水筒に汲んでしまうと楽。そこらのミネラルウォーターより全然美味しい。体が慣れてないと、少しお腹がごろつくけど。

Apple Watch。もともと防水だし、防水モードもあるので、時間を見たり、歩数を測るのによかった。

同じくiPhone。主に写真撮影に使った。けど、雨の日はカバーつけるか、やめといたほうがいいかも。浸水しました。(数日で乾きますけどね)

携帯トイレは使わないけど、あると心理的に大変安心。万一のために絶対もつべき!

心理的に安心といえば、ばんそうこう。実は親指の爪がはがれかけていて、とても危険なので、行きのバスでばんそうこうを巻いた。巻いてなかったら、強引にはがれたりして、出血したかも。

ポケットティッシュとタオルハンカチ。

お菓子。できればチャックつきの袋に入っていて手が汚れないもので、粉が落ちてこないもの。キットカットの小さい丸いのを買っていったんだけど、めちゃくちゃ食べやすかったし元気が出た!

登山用ソックス。店員におすすめされて三千円もするやつを買ったけど、靴擦れもマメも出来ず、大変優秀だった。屋久島は写真を見るとわかるけど、花崗岩でできているので、着地する足場が岩であることが多い。厚底の靴や靴下でも足裏が痛くなる。ウールなので、水を吸っても重たくなりにくいので、2日目も同じソックスで行った。

ビニール袋、ジップロックは必須。ただ、わけわかんなくなるので、色とか紐とかつけたほうがいいかも。

もっていけばよかったなと思ったもの

肌着や、長袖の服は、スポーツウェアがいい。汗をかいても蒸れない化繊製品のあれだ。アンダーアーマーとか、アディダスとか、プーマのやつ。屋久島は湿度も高いし、雨も多いので、汗を吸うと全然乾かない。

首に巻くもの。でも巻くと落ちるから、ネックゲイターやネックウォーマーのほうがいい。

防水カメラ。iPhoneのカメラに浸水した…。

薄手のグローブ。早朝はかなり寒い。軍手は保温はできるけど、カメラなどの操作がしにくいし、手にフィットしない。

薄手のフリース。早朝の寒さは震えがくるレベルだった。でも綿のスウェットはやめたほうがいいので(湿気を吸って重くなる)、フリースあたりがベスト。

別にいらなかったもの

帽子とサングラス。GWはまだ要らない。ちょっと邪魔かも。あと、森の中は快晴でも日焼けしない。

GWはヘッドライトもいらない。

注意点いろいろ

雨の日は結構濡れるので、最後にホテルに戻ったり、港で着替えると思うので、トランクの上の方に乾いた着替えを下着も含め用意しておくと帰りが楽!靴下はほぼ必須。

写真スポットで止まってはくれるけど、一眼レフを構える時間はあまりないので注意。雨などを考えると、防水コンデジやGoProが一番無難かなあ。

肉体的負担のほどは?

縄文杉コースはふくらはぎが激痛。それから筋肉痛より疲労がすごかった。とにかく最後のバスはぐうぐう寝てしまう。できればホテルの近くの温泉に行くなど、手配したほうが良い。温泉では、水風呂と、普通の温泉を何度か行き来して、アイシングしたほうがいい。

人によって下山がきつい人もいるんだけど、下山のコツは、重心を前にかけすぎないこと。また、足首に注意。膝とつま先はなるべく同じ方向に向けよう。

ガイドさんがストックをかしてくれることもあるけど、レンタルもできる。

食事はできるだけ肉を頼む。タンパク質を補給することで、筋肉が回復しやすくなる。プロテインバーをもっていくのも有効だと思った。屋久島にはドラッグストアが何軒かあるので、プロテインバーを買い足すこともできると思う。

iPhoneとApple Watchが記録してくれた歩数など

1日で 歩数:39877歩 登った階数:92階(……) 距離:28.2km

全体を通して、縄文杉コースに対して感じたこと

木は生きている。ものを言わぬが、必死で生きている感じがした。

そこには母性というよりは、父性的なものを感じた。

大体の映画やアニメでは木は男性の声でしゃべるけど、そんな感じだ。

木っぽい男の人っていいんじゃないかなあと思った。

屋久島の人たちは比較的おとなしくて、パリピ体質の人はほとんどいない。それは、屋久島の森がものを言わぬストイックな精神を教えてくれるからかもしれない。

縄文杉はとてもハードな行程で、正直試練としかいいようがない。普段スクワット60kgで鍛えていても、どうしても筋肉痛にはなるし、できれば30代でクリアしておきたい旅程ではあった。

でも、あの稀に見る生命力の高い森は、いつ来ても素敵だろうし、パワーチャージできると思う。縄文杉登山コースをクリアすることで、だいぶ精神的に屋久杉のような強さをもらったと思う。

はじめての屋久島【2021.05】

屋久島というのは不思議な場所だ。

ほとんどの人は屋久島と聞くと、「もののけ姫」を思い浮かべるだろう。

もちろん、それも正しい。

しかし、今まで様々な島を渡り歩いてきたが、この島は特別な感じがした。

沖縄ほど、海だらけでもない。

また、他の島と比べると、極端にエコな雰囲気があり、水がとても綺麗。でも田舎すぎない。洗練されたオシャレなお店やレストランがぽつぽつとあり、リゾートみたいなホテルもある。
そして、移住者が異様に多いので、方言が理解できない!ということもなかった。また、住民やスタッフ同士の結束が堅く、色々紹介をしてくれる。

都会から移り住んだ人が観光サービスを営んでいるので、観光客としてはアウェイにならなくて済むのだ。

現地人ももちろん、ガイドや観光に携わっているのだが、陽気であんまり人見知りをしない。もう観光客に慣れているのだろう。それに学校で、観光業について学習できるらしい。

観光地として特徴的なのは、ど真ん中に山がいくつかあり、有名な「縄文杉」がある。山頂と麓の高低差がかなりあり、麓は九州の南だけあって快晴だとかなり暑い。けど、登山を始めるとかなり寒かったりする。寒暖差がかなり激しいのだ。かと思うと、美しい海に囲まれていて、熱帯魚を見ることもできる。お得だし不思議な世界だ。

自然の特徴としては、火山が噴火してできた島なので、実は山と見せかけて花崗岩が積み重なって、その上に杉の木が一生懸命生えているという構図になっている。

一見、土が無さそうなのだけど、大量に生えた苔の上に木が根を張り、落ち葉が苔の上に落ちて、岩の途中で積もり、そこからまたどんどん新しい木が生えてくる。その過程すら、間近で見ることができる。

また、屋久杉は特徴的で、湿度の高い屋久島で生き抜けるよう、独自の香りを出している。この香りによって、細菌に冒されにくく、腐りにくいのが特徴。「腐らない」「いい香りがする」ということで、屋久杉は江戸時代から大変人気があった。年貢として、島の住民は大量に杉の木を伐り出して運ばなければならなかった。それが縄文杉の登山道の半分以上を占める、「トロッコ道」を使って運ばれていたのだ。

また、特徴とも言えるのが、野生動物の偏り方。

普通関東圏で登山をすると、「熊鈴」をもっていくと思うし、私も富士山のふもとで一個記念に買った。そのくらい、本州だと「山=熊が出る」なのだが、屋久島で熊を見たものはまずいない。

屋久島に大量にいるのは、鹿と猿だ。

天敵が人間しかいないため、彼らは悠々とその辺を闊歩しており、猿が畑を荒らしたりするらしい。なお鹿は増えすぎなので、捕まえて食べてもOKである(笑)。なんか、報酬金が市役所から出るんだと、ガイドさんが言っていた。

そんな、様々な「ちょっと本州ではありえない」特徴を持った、不思議な島、屋久島の旅行日記を書いてみたいと思う。

あ、食事ですけど、ひつまぶし、サバ、トビウオ、各種お刺身、鹿肉などが食べられます。魚はかなり釣れるそうです。