式根島旅行記2 7/23

 

この日は散策に当てることにしていた。

スノーケリングセットを持って、水着を服の下に着こんで出発。

まずは…中の浦に行ってみるが、この日は朝から曇りで、海も荒れていた。湾内なのにすごい波!

ショックで立ちつくしていたが、ライフガードのお兄ちゃんには「ちょっと寒いけど大丈夫っすよ!右に生き物たくさんいますよ!」と元気づけられ、写真も撮ってもらえたが、ものすごい冷たいので入る気にならなーい!

この日の中の浦はあきらめた。

そのままの足で、泊海岸にもう一度行ってみる。

■泊海岸

この頃からようやっと晴れてきた。あと泊海岸はどんなに外海が荒れていても、ここは荒れないっぽい。入口が狭いからだろうな。

「ここならスノーケリングできそうだ」と思って思い切って入ってみる。この日はやはりまだ海水が冷たかった。が、スノーケリングはできるレベルだ。

魚はベラ系とスズメダイが多い。泊は結構全体的に浅い。魚影はそれほど濃くはない。

ニシキベラ

スズメダイ

ただ、泊は景色が大変美しいのと、ひたすら穏やかなのがいい。

ここにて、防水デジカメが浸水。ショックすぎる。データは無事でした。この後はAndroidでの撮影です…


■大浦海岸

調子に乗って、大浦海岸にやってきた。だいぶ晴れてきたので、子供たちがキャッキャいいながら泳いでいる。

様子をみつつ、マスクに曇り止めを塗っていると、ライフガードに話しかけられた。安全のためもあると思うが、ひとりで来ていることや、いつから来ているか、どの辺まで泳ぐか確認される。

「ビビリなのであんまり遠くは行かないです」って答えたら笑っていた。好青年だった。

かなりロッキーな場所なので、ライフガードに右からエントリーするといいよと言われていたが、本当だった。右にはスロープがある。

ここは泊よりさらに魚影が濃くてかなり楽しかった。

足がつく場所に普通にベラがいます!あと白い魚。これは沖縄にもいたけど、砂に隠れてる小物生物を食べるらしい。

オヤビッチャは大体目の前すぐまで来るのでちょっとうっとりしたwあとふぐがちらほらいたかな。

スノーケリング中級者以上は、大浦以上の海岸じゃないと満足できないかも。翌日中の浦行ったけど、中の浦は更にすごいです。

■地鉈温泉

私はスノーケリングは30分以上やると軽くハイポサミア状態になるので、十分海岸であったまってから、引き上げて、時間がたっぷり余っているので温泉めぐりをすることに。

式根島の温泉はありがたいことに南部に全部集まっている。

湯加減の穴

この湯加減の穴に手をつっこんでみたが、蒸気が出ている。蒸気ですら治癒能力があるような気持ちよさだ。しかしこの頃からピーカンに晴れてきて、露天風呂は結構大変だった。

地鉈すぎるだろw

地鉈温泉入口にたどり着いてレンタルチャリを止める。

しかし目下のぞいてびっくりした

 

地鉈すぎるだろwwwwww

 

地球がぱっくり割れたような景色だ。この先に温泉があるそうなんだが…秘 湯 す ぎ る。

かなりのワイルドさだ。しかし胃腸に効くというので元気を奮い起こして下っていった。

 

ここに入れと…!

底に着くとこんな感じの温泉が待っている。これがかなり大変。何しろぬるぬると滑るのだ。底も見えない。湯の花を舞い上げながらなんとかどこかの岩に腰を降ろす感じだ。

巨大なフナムシがうろうろしているが、人間様がくるとさっと逃げてくれる。

入った感想ですが、地鉈が一番身体に効きますね。これは元気になれると思います。キクーッ!って感じでした。

しかし入りにくいのが最大の難点。あとすっごく滑りやすいので、よごれてもいい水着、そして健康的な足ではいってください…

■足付温泉

にゃーん

そのままの足で足付温泉にやってきた。そしたら下りの階段でにゃんこに必死で呼び止められる。

かわいい声で思いっきりこびてくるにゃんこ。お腹が空いているんだろうなあ…

しかしカロリーメイトは私の主食なので渡せん。(笑)

毛並みも良くて、太ってもいないし、すごいかわいい猫でした。

写真は、私が「温泉ついてこいよー」つって途中までついてきたのですがここであきらめたようですw

 

足付温泉も結構ワイルドですが地鉈ほどではありません。

松が下雅が一番整備されていて、足付がその次くらいです。足付の問題点は、お湯が動いていないのでなんか汚い感じがするところですかね。ただ泉質はかなりいいと思います。


■石白川

ついでなので石白川にやってきた。

かなり潮が引いているので、なにやらかなり奥まで足が着くようだw遠浅と聞いていたけど、ほんとうに遠浅www

試しに入って見るが、泳ぐほどの深さでもない。これはキッズには安心かも。

ベラがいっぱいいた。でもあまりにも浅いのであんまし面白さを感じなかったので、適当に切りあげた。

にしても、この浅さでこれだけ魚がいる式根はすごいです。

■ぐんじ山展望台

まだ時間があるので、そのままぐんじ山展望台へチャリを走らせる。

ぐんじ山展望台はかなりお勧め!!!

あまり登らなくても、この絶景が見える。新島の神渡鼻っていう岬がもんのすごい綺麗です。白い砂浜と、波しぶきが見え、ぼーっとなります。

水平線がすっごいですよね。このぼやけ方。伊豆の海の色ですね。パシフィックオーシャン!を感じます。非常に美しい。

 

この後は、いちおう公園も見て(公園から見る景色が贅沢すぎる)

漁港を横目で見て

高森灯台に登ったが、ここはすっごいハードなのでお勧めできない。灯台があるだけだし…まあ、脚の運動にはなったけど。

養殖所を横目で見て、民宿に帰ることに。

途中地図を見てつったっていたら、ダイバーのイケメン兄ちゃんに「どうした」と聞かれ、地図を見せてこの道で合ってるか聞いてみる。

兄ちゃんにここあがって左。とあっさり言われ、ドヤ顔をされた。

 

このあとは民宿でまったり、「花より男子」を読みながら寝ました。すごい運動量だ。しあわせなり。