式根島旅行記1 7/22
朝5時くらいに最初の到着地大島に到着するのでアナウンスに叩き起こされる。
しばらく眠り続けたが、気分転換にデッキに出てみると…
天 気 ワ ロ ス
海も結構荒れている。
不安が胸をよぎるが仕方がない。ホットコーヒーが自販機になかったので仕方なくレストランへ。レストランの人はすっごく優しいです。
ホットケーキセットを流し込む。ホットコーヒーはもっと置いてほしいな。早起きだし気合はいらんw
新島で大量のサーファーが降りていったもようだ。新島といえばサーフィン。というくらいどのパンフをみても有名だ。若いリア充が下船していった。
式根島までくると殆ど人が残っていない。
式根島に来る人は半分くらいが釣り。あとの半分がファミリーキャンパー、ダイバーといった感じだ。
■式根島でダイビング!!!
宿の送迎で民宿につくとすぐにダイビングショップから電話がかかってきて、大急ぎで荷物から必要なものをとりだし、おかみさんに残りを預けた。
ライセンスとってから一回目のファンダイブである。ガイドさんにはしっかりとその旨を告げ、ウエットを着て早速出発。あとの2人も女子でちょっと安心。
ボートダイブでシットバックエントリーと言われた。私はジャイアントストライドしかしておらず、シットバックは方向感覚がなくなるだの色々言われていたけど、結果的にはオーライ。
講習の時も足が上がりやすいのと、姿勢がまっすぐに保てずしょっちゅうゆがんでしまう欠点があり、今回も同じ現象が見られた。1ダイブ目にはエキジットするなりすげー叱られたw
1本目のあとは松が下雅湯で休憩。温泉に入れると言うのは素晴らしいですな。
この松が下雅湯の横に漁港があるので、そこからダイビングボートが出せるのだ。
2本目はうわさの海中温泉!
海中温泉にやってきた。冷たい水と暖かい水が混ざって蜃気楼のようなものを創りだし、海底は非常に綺麗な白い砂が続く。実に幻想的だった。この砂に手を入れると、ほんのり暖かくちょうどいい湯加減だ。
ボートで、海ガメを探しにいくから、ちゃんと泳いでついてきてね!!と言われていたので、今回はだいぶ気をつけてまっすぐ泳いだ。慣れてくると1本目よりはるかに綺麗に泳げた。
しばらくさまようと、ガイドさんがとまって指さした。そこには黒い影が!海ガメである。
しかし割とすぐに逃げられてしまった。そして更に横を指さすと…すっごい近くに小さめの亀さん。
そこもお湯が出ているらしく、水の波紋ができていた。この亀さん、どうも温泉につかっているようなのだ。かわゆす。
亀はゆったりなので、写真がすごく撮りやすい。
テレビやYouTubeで散々見ていた亀なので、不思議と実感がわかなかったが、これが本物の海ガメなのだ!なんとも癒される生き物である。動きが本当にふんわり、ゆったりなんだけど、泳ぐと結構速い。
そして、泳ぎ方が本当にエレガント。
つかまって泳ぎたいと思ってしまう。
ガイドさんの存在に気付いたのか、亀さんはエレガントに泳いでいった。いやあ、かわいい生き物ですね。
あと、温泉吹き出口あたりにメジナがすっごいたむろってました。ごうごうぐるぐる泳いでました。あれも初めて見たので、ポカーン。沖縄では小物がメインだったので。
今回のダイビングで初めて知ったのは、ガイドさんが「鈴」を使うということ。水中で鳴らせる鈴なのか、通常の鈴なのかいまいちわからないが、ネットでは「ダイビングベル」という名で売っているようだ。
このダイビングベルなんだけど、式根のインストラクターはみんな使ってるみたいで、スノーケリング中でもバリバリ聴こえた。
すごいよく聴こえるのでびっくりする。耳元で「チリチリ」とはっきりした音が出る。水中では音は伝わるが、方角がわからないと言われる。また基本的に音がぼやける。それにも関わらず、この鈴ははっきりと「チリチリ」という硬い音がする。タンクを叩いて音を出す話も聞いていたが、鈴の方が楽そうだ。金属音は割とはっきり伝わるみたいだね。
式根島でのダイビングについては、もうこの海中温泉がほんとうに目玉だと思う。非常に美しい場所でした。
魚の群れをたくさん見たい場合にはあまりお勧めできないかもしれませんが…伊豆諸島で年中亀が見れるというのは大きいと思います。
ダイビング後はログ付けをして御礼を言ってお別れ。また一人で旅立つが、道に迷いまくった。
とりあえず有名な泊海岸に行ってみたが、この日は天気が悪く、またダイビングで疲れていたので、ぼーっと海を眺めたあと、適当にカロリーメイト食べて帰ったような気がするw