トルコ旅行:4日目 2019.05.02
ブルーモスク
くそまずいホテル朝ごはんを食べていざ出発。
ブルーモスクっていうのはまだ今でも使用されているモスクなので、礼拝エリアには入れない。あと土足禁止で、女性はスカーフを頭に巻く必要がある。
私はこの時、不思議な感覚に陥った。
そう、トルコという国はなんだかんだイスラム圏なのだ。
男尊女卑っていうか、女はほとんど働いていない。
こうやって、スカーフで頭を巻くことに、ものすごく安心感を感じた。ずっと旅行中、巻いていればよかった。
まあ正直これ以外見るもんないので、さっさとアヤソフィアにいったよ。
アヤソフィア
また客引きみたいなのが声をかけてくる。彼らは必ず日本語で話しかけてくる。「トテモ ナツカシイので ハナシカケテしまいました」とかそんな感じ。中には練馬区在住カードを見せてくる人もいました。
彼らはほぼ100%、高額な絨毯を売りつけてくる営業マン、つまりキャッチセールスですが、最初はただのナンパや友情をちらつかせてきます。
コーヒーだけ、と言われてもついていかないでください。絶対にです。
アヤソフィアは、もとはキリスト教の礼拝堂でした。
1453年にオスマントルコに制圧されてから、さっさとイスラムモスクに改修されてしまいます。
美しいモザイクはすべて漆喰で塗り固められ、十字架は削られて別の装飾に変更されました。
そして、不気味なイスラムのボードが天井にくくりつけられました。
融合が美しいという説明をよく見かけるが、私に言わせれば謙虚なキリスト教徒を無理やりイスラムに改宗したわけだし、完全に略奪の爪痕である。
あんまりいい気分ではなかった。
トルコ人の、遠慮なく日本人女性をカモにしようとするあの傲慢さと合致するものがあった。
私はきっとキリスト教がすごく好きで、
長崎の教会ですら、気持ちが落ち着く。
ここの、壊されかけたモザイクも、私の心を静め、浄化してくれた。
それを思うと、あの心を乱すような怖い黒い円盤は、略奪のあかしに他ならないと感じた。
トプカプ宮殿
オスマントルコ帝国の王様、「スルタン」の宮殿です。なんか近いものがアラジンに出てきますよね。
注目すべきはやはり「ハーレム」元祖ハーレムです!ドスケベなスルタンが女をたくさん囲ってやりたい放題した女の園。大奥ですね。
風呂場が大理石で綺麗すぎて、エロちっくなことをしてたんだろうなとしか思えない…。
全体的にファンシーな装飾は、女性としては住みやすい宮殿ですね。
でも閉じ込められるのはちょっとなぁ。
この大広間でスルタンの自慢話を聞きながらだらだらしてたんでしょうね
トラム乗ったり、グランバザールでトルコランプ買いました
ここでフレンドリーな押し売りにつかまり、非常にめんどくさかったです。最終的に小さい絨毯を買って逃げおおせましたが、商談なげーーーんだよ。もー絶対店入ったらダメだね。店に誘導されそうなときは、用事を思い出して断りましょう。
トラムに乗って逃げるのもいいと思います。トラム、すごい使いやすかったです!
最終日ディナーはあえて客引きしてるところに入ってやりました。トルコ風ピザ
もしかしたらイスタンブールで一番おいしかったかも。
客引きしてるところって、実はあまりよくないので、トルコは本当にめんどくさいです。カッパドキアみたいな田舎が一番ですね。
翌日は、スムーズにバスに乗れて、無事ISTイスタンブール空港につきました!空港は安全ですねぇ。
トルコの総評ですが、旧市街に関して言えば本当に最低最悪な場所でした。軽犯罪が常に横行しており、日本人は常に詐欺のターゲットにされていると思って問題ないです。
国際問題寸前までいっていると思うので、日本人旅行客は本当に気を付けてください。親切なトルコ人のお店についていかないでください。話もしなくてもいいくらいです。用が終わったらさっさと次の予定があると言って逃げてください。
残念ですが、一緒にチャイを飲もう、珈琲のもう、酒飲もうっていってくる人はトルコでは信用できません。
私本人としても、このようなことは書きたくありませんでした。カッパドキアはいいところだったし、素敵な世界遺産が大量にある、昔ながらの古都、コンスタンティノープル。それが犯罪者の街だなんて、悲しくて思いたくありませんでしたよ。
2020/03/29 01:48 | トルコ2019