フランス France 2012.05 印象

フランスの印象について
※毎回そうですが、私の主観にもとづいて書かれたものですので、ご了承ください。

第一印象■ フランスはもともと情報が大変多かったので、なんとなくさわやかで明るいイメージを持っていたんだけど、まさにその通り。あと全体的にキザ。
空港からロワシーバスに乗ってパリ市内を初めて見たときは口があんぐり開いた。とても現代とは思えない、徹底した昔の街並みをしっかり保存して使っているのだ。街の景観は素晴らしいです。

気候■かなり乾燥しているので女性は注意。脚とかかゆくなります。思ったより暖かくないです。春は朝が遅く、夜は8時頃まで明るいので、朝9時の美術館に並んでる時結構寒い。春でもストールとジャケットは必須。ストールは若干暖かいものをおすすめします。また、しょっちゅう雨が降り、あっという間にあがったりするので、折り畳み傘は持っていったほうがいい。パリにはたくさん折り畳み傘が売っていて、美術館のお土産屋さんにも大体一種類はあります。それ買うのもいいけどね。あっという間に上がったりするので、折り畳みが一番お勧め。でも風も強いのでぶっこわれるかもしれないので、あまり高いものを持っていかない。パーカ付き防水アノラックとかいいと思います。現地の人はほとんどそれ。
雨が上がって太陽が出てきて、午後3時くらいから今度はローマ並みのピーカンになり暑くなることもしばしばなので、重い防寒着はやめたほうがいい。

フランスっぽい写真を飾ってみる

公用語■ フランス語。かなりの確率でフランス語しか聴こえない。でもメニューは大体英語が添えてあります。英語に自信がないとしんどいかもしれません。あと、挨拶はかならずフランス語でしたほうが良いです。ボンジュールとメルシーとオウヴァーはカタカナ読みで通じます。語尾をちょっとあげるとそれっぽい。難しいのが数字。レジは大体、客に向けて数字が出るのでいいんだけど、シティファーマで全くこっちに見えなくて、フランス語で数字言われるとキツイんだけど、英語で話しかけると英語で返してくれることが殆ど。
フランス人の殆どは英語を流暢にしゃべれます。下手な人もいるけど、まず間違いなく聴きとれるレベルです。

人種■ 男性は結構でかいが女性はpetitな感じで可愛い。小柄な人多いです。そしてすごいイケメン・美女率。男性のほとんどはスキンヘッドに近い坊主なんだけど、どうもそれがフランス流らしい。髪が無い=男性ホルモン強い=男らしい っていう発想らしいぜ。女性は典型的な金髪の方と、もろラテン系の黒髪の方に分かれますな。フランスの女子は可愛いよ~。

お国柄■ 非常に優雅。基本的に贅沢好きだけど、あまり出費はしないようだ。どんなにレジが混んでも、絶対に慌てない、マイペース、ゆっくり優雅に確実に。でもストレスたまると即顔に出ちゃうよ☆彡
結構素直な人達なので、笑顔をこころがけて会話すると喜ぶよ。
基本的にお上品なので、どの国の人もなんか静かになっちゃう。仏語は怒鳴ってもあまりきつい発音にならない。
男性は基本的に陽気で、歌を歌ったり(しかもスーパーとかで)、口笛吹いたり、やたら笑わせようとしてくるので、付き合ってあげましょう。こっちが笑うと超喜びます。
基本的に優しくて、コミュニケーションの達人だと思います。ああ、治安さえよければ素晴らしい国なのですが。
センスはかなり良くて、服装も贅沢で無いにしろ、ストールの巻き方がかっこよかったりとか、ちょっとしたところでセンスがいい。あと看板とか建物にセンスの良さを感じます。
ベンチや公園、カフェなど、休む場所が豊富にあり、日曜は走るか、公園でダラーンと休んでる人が多い。(なぜか走るのが流行っているようだ…日本でも流行ってるけど)天気が明るいので、公園とかは昼間は治安は大丈夫です。みんなぼーっとしててすごいリラックスできる。フランス人はがんばらないよ!

テレビ■ 仏語がわからないので殆ど観てないけど、映画みたいなのは凝ってる感じがした。

食事■ フランスのもっとも驚くべきところはここですね。テキトーなバゲットサンド、スーパーで買ったチーズや4ユーロのワイン、お惣菜、冷凍食品までどれも異様に美味しい。見た目で「これはダメかな…」って思って口に入れると「ありえねー」って感じの美味しさです。
フランスは恵まれた国という印象を受けました。国内で殆ど食品が賄える、農業・酪農に適した気候のようで、特にチーズやバターなどの乳製品が生っぽくて素材そのままの味がして良いです。加工がほとんどされてない感じ。
日本じゃなかなか作れない味だ…

治安■ フランスのもっともダメなところはここ。特に鉄道関連がダメ。落書きだらけ、窓は傷だらけ。列車もなんか汚い。スリは横行してるし、大体旅行者を狙ってくるので気をつけましょう。しかも最近のスリはとても可愛い子供だったりするので、油断してはなりません。地下鉄の中でカバンを開けるのはやめたほうが良いです。スマートフォンもあまり見せびらかさないほうがいい、使うなら、カフェや美術館のベンチなどにしましょう。(美術館にもスリはいるので注意)財布は店の中でしまう。地図は外ポッケにでも入れておきませう。
イギリスの列車があれだけ明るくてほのぼのしていたので、この天と地の差はなんだろうって思いました。列車内、殆ど誰もしゃべらず、下を向いて本を読んでいたり、緊張感が漂っていましたw