トルコ旅行:2日目
翌朝起きた私は、言われたとおり8時に食堂へ。
ここの食堂は素晴らしくて、窓からネヴシュヒルの街を見下ろすことができる。
カッパドキアの展望台まで徒歩5分。かなり高い場所にあるホテルなのだ。
トルコの朝ごはんはしょっぱいが、実のところ悪くない。特に、スイーツ類が最高だ。おすすめは、オレンジ色のケーキ。オレンジかにんじんが入ってると思うんだけど、甘すぎず最高の味わいである。
このホテルは珈琲も、チャイも、フルーツジュースも完璧で素晴らしかった。
他は、各種チーズ、ベビーリーフ、トマト(めちゃくちゃ美味しい!!!)オリーブなど。地中海っぽいラインアップだ。
このあとフロントに寄って、いつレッドツアーが出発するのか確認して、朝の準備をする。
9:30にフロントに行くと、なんと日本人が3人もいた。うちひとりは、ひとり旅の女性だった!
とても嬉しかったんだけど、トルコ人っていい加減なので、私は途中から別のバンに乗り換えさせられた。
めんどくさ!!
ガイドの女性も、なにやら文句を言ってたようだが、最終的には引き受けて、丁寧に説明してくれた。私は、バスの番号を素早くiPhoneにメモする。
最初のストップはこんなところ。
カッパドキアは標高が高いので、まだ寒く、うれないトルコアイスを必死で売るお兄ちゃんの「アイスクリーム!!」がひょうきんであった。
ギョレメ野外博物館
ここはカッパドキアの一番の見どころだと思う。
4世紀ごろ、キリスト教徒がローマ帝国の迫害から逃れ、ここに移り住んだという。岩の中に洞窟を掘り、キッチンやお墓、居住区、そしてフレスコ画で教会をつくってある。
実によくできており、砂漠気候のため、洞窟の中は最適、昼間はひんやりとして、夜中は寒さをしのぐことができる。
フレスコ画は「ハトの卵の卵白」から絵具がつくられたという。
岩に大量のくぼみがほられているが、それはすべてハトのため。洞窟ホテルにもハトがきて、朝ハトの鳴き声で目が覚めるくらいだ。
だいぶ保存状態が悪いため、内部では写真撮影厳禁である。
なんか蛇の教会と、一夜にしてひげが生えた女性の話が印象的だった。ひげが生えたというのは、彼女が「モンク」になろうとしていて、でも男性じゃないとなれないから、男性になることを祈り続けていたら、ヒゲが生えたらしい。
フレスコ画自体は素晴らしいものではないが、ここに人が細々と神に祈りを捧げながら住んでいたという事実がとてもロマンティックで、始終インディ・ジョーンズが頭の中で流れていた。
なお十字架は以下のものが多かった。
絨毯屋
トルコには絨毯文化がある。
日本人に言うと大体「ペルシャ絨毯?」と聞かれるが、どうやらトルコ絨毯らしい。
最高級のものはシルクでできており、何十万もしたりする。
織っているところ、蚕の繭から糸をとるところを見せられる。
最終的には商談に入る。
数々の絨毯を見せながら、一人ずつ営業が話しかける。その間、チャイがふるまわれる。これはここの絨毯屋に限らず、どこもそう。
私は興味がないと言って、適当に絨毯をながめて、しれっとバスに帰った。
食事はビュッフェだったが、めちゃくちゃ美味しかったです。
日本人と一緒がよかったなあ…
でも結構話しかけてくれる人がいて、私は嬉しかったです。
中国人の女の子には、「日本に行きたいな。でもビザをとるのが大変なの」と言われました。
アメリカ人のご夫妻(すごくいい人たち)には奥さんのほうに、
「日本人の方ね。すぐにわかるわ」と言われ、「それはなぜでしょう?」と聞いたところ
「日本人の女の子はとても女らしいわ(フェミニン)」と言われました。
この夫妻はたぶんとてもお金持ちで、絨毯も高いものを買っていたようで、ガイドにめちゃくちゃひいきされてましたw
トルコ陶器の店 AVANOS
ここでも、どうやってつくっているかの実演。模様の絵付けは女性の仕事だそうだ。なんでも辛抱強さは女のほうが上だとか…
トルコ陶器の特徴としては、カラフルで模様が非常に雑であることが挙げられる。
あまり買う気にはなれなかった。
一番面白かったのは、腕を通して抱えるタイプの水差し。これは便利そうである。
ラブバレー
絶景が広がる観光スポット。写真を撮るだけですが、ナウシカみたいな雰囲気がたまりません。
パシャバー(妖精煙突)PASABAGI
有名な観光地ですね。これを見たら大体カッパドキアは制覇したと思ってよいでしょう。晴れていれば、屋外を自由に探索できてとても楽しい場所です♪
カッパドキア特有の地形が大量に見られます!
ここも、そこかしこに十字架が…。
お墓もあるのですが入り組んでおり、ここの岩はすべすべで削れやすいので、無理しないでおきました。
デブレントの谷 Devrent Vadisi
ここはあまり散策できないので、写真を撮るだけ。ラクダのような岩とか三姉妹とかいます。すごい混んでいるのであんまり好きではないかもw
ホテルに戻って、夕陽を見ようとしたが曇っていてほとんど見えなかった。
あきらめて山を下り、こんな感じのレストランで食事を。
ひとりで来ているアジア人は結構いました。
またジャグジーでまったりすごして爆睡♪
2020/03/28 18:53 | トルコ2019