トルコ旅行:1泊目
今回はGWが10連休ということで、急遽とったHISの航空券。
なんとシンガポール乗換であった。
このチケットを選んだ理由は、シンガポールの空港が素晴らしいと聞いていたからだ。確かに素晴らしかった。なにしろ治安が良いし大変綺麗。物価は高いけれど、金持ちな雰囲気があり、座る場所が豊富にあった。
残念ながら早朝のため、閉まっている店も多かったけど。
イスタンブール空港には現地時間8時くらいについた。
これがなかなかやっかいで、国内線の乗り継ぎまで3時間くらいあけてしまった。ところが、イスタンブール新空港は素晴らしい場所だった。新築、だだっ広くて快適、食べるところや寝るところが豊富にあった。とくに寝れるソファが大量にあるのは助かった。
荷物をしっかり体にゆわえつけて寝ている女の子たちがいたので、近くで私も少し寝た。
なお、イスタンブール空港から私はそのままカイセリへと乗り継ぎをしたのだが、ここでいったん出口から出たら、右に歩いていくと、ATMが6個くらい並んでるガチな感じのATMステーションがある。
ここで、英語を選んでクレジットカードでキャッシングをした。
これがものすごい便利なのでおすすめ。
私はエポスカード。海外旅行保険つきである。
利息はつくが、帰国した翌日に丸井のカードカウンターに行くと、繰り上げ返済が可能だ。400円くらい繰り上げることができた。
窓口で訴えなくても即座に現地の現金が手にはいる。こんな便利なことはない。だが唯一の欠点は、全部100トルコリラ札で出てきたことかな。
1500リラほど引き出して、しっかりしまうと、カイセリへと向かった。
カイセリからカッパドキア
トルコ人のおっさんというのは概してうさんくさいルックスをしている。いわゆるイスラム系の顔の人が多い。
だが多くは、不愛想だが仕事はちゃんとしてくれる。
なにより、カイセリ=ネヴシュヒル間の送迎は大体100TR。2000円くらい儲かるのだ。
これは現地で言うとなかなかお高い金額だと思う。
フロントガラスにひびの入ったバンに他のお客と乗せられる。
「君は助手席」と言われて、私が笑うと、「あんたは副操縦士だ!」と冗談を言われた。
トルコの田舎はだだっ広くて、地平線が不思議な地形をしていた。
そして、突然、エルジェス山がドーン!とそびえたった。これがまた、真っ白で大変美しい。
運転手はかなり荒っぽい運転ではあったが、左手に魔除けの数珠をかかえたまま、飛ばす飛ばす。
ネヴシュヒルにつくと、それぞれの洞窟ホテルに客を降ろしていく。なんと私が最後であった。
アンバーケーブスイーツ。
このホテル、ガチの洞窟なので、なんと左側は崩れかけてて、デンジャーの貼り紙がしてあってめっちゃ物騒な感じであった。
だが、部屋に案内されると、そこはかなりまとも!
というか、洞窟ホテル本当に良い。ひんやりしていてとても落ち着く。
夏なんかは避暑に良いだろう。冬は寒いだろうが、ヒーターが設置されていた。
怖いとか、薄気味悪いという感覚はあまりなかった。
私は、迫害されたキリスト教徒のごとく、洞窟に安心して身を寄せて、それはよく寝たのだった。
カッパドキアの気球は天候により中止。
日没も見に行ったんだけど、天候の悪さでほとんど見れなかった。
この日は、ネヴシュヒルの小さな街を歩き回って、ご飯を食べ、野犬におそれおののきながら、じっちゃんのナンパをことわって、あの小さな洞窟ホテルにて、ぐっすりと寝た。