沖縄・渡嘉敷島・Cカード取得の旅4
2011年10月13日 木曜
この日は講習最後の日。なんと朝からダイブしまくるのだ。
ビーチエントリー(タンクは本当に重いと思うが、「できません!」ってほどではない。あと帰宅して身体をみたらものすごいひきしまっていた!!ウエストくびれまくり。ダイエットにもおすすめですww)で2回。
スノーケルで水面移動し、途中からロープで潜行する。
私はどうしても足が上がってしまう。女性はあがりやすいんだとか。
こわい、深いよ!と思ったがあとで教えてもらったが水深4mだった。
ここで初めて水圧をびんびん感じるようになった。つばを飲み込めばある程度耳抜きできるが、
正直間に合わないので鼻かむのも同時やるくらいの勢いがいい。
左手にロープとパワーインフレータ、右手で鼻をかむのは結構難しい!ベテランはどうやってやってるんだろう。
この2ダイブが一番魚が見れた気がする。
カクレクマノミは水中でも鮮やかさにかけるもののしっかりとしたオレンジ色。人が手をかざすとわずかに警戒し、いそぎんちゃくの周りをヒラヒラと不器用に泳ぎ回る。
あとよく動画で出てくるけどデバスズメダイ。
白~青い枝珊瑚に密集して住んでおり、時折ふわっ!とその枝から出てくるのだが
まるで音楽のように美しいリズム感を持っている。
こいつを見るためだけに潜ってもいいくらいだ。
あとモンガラカワハギっていうのがうろうろしてるんだけど
ありえないくらい派手な大きなドット柄を身にまとっていて、アニメキャラでニモに出てきそうだ。正直格好良くはない。ギャグとしか思えない服装。
一番最後がなんとボートダイブ。先生も無茶するものだ。
ここで団体でトラックに乗って移動し、ボートに飛び乗る。いやしかし、
その団体っていうのが…8割ご年配の方々なのだ。
すげえ!!明らかに60は過ぎている。ダイビングに年齢は関係ないんだ!と思い嬉しくなる。
しかも色々話しかけてもらえた。
「Cカードとりにきたの?」「がんばって」「大丈夫よお、若いから」「取らせてもらえるのよ、ウフフフ」とか色々言われた。皆優しかった。
しかし全員ベテランである。
私はずうずうしくも水中カメラを持ってきていた。もちろん撮影目当ての人も2人いた。
私もハウジング買わないとダメだなあ。これ10mまでやし…
さてジャイアントストライドエントリーだが、思ったより怖くない。
水中に飛び込んだ直後、皆が浮いてるのが見えてとても幻想的だった。
この日は雨が降っており、あまり明るくなかったので、青緑の中に人影が。
今回も潜行はいまいち、しかも10mとは結構深い。肺がつぶされそうな気がした。
この肺がつぶされてる感が最初は怖い。息がしにくい感じがする。
しかしなんとか耳抜きをし、マスククリアとレギュレーターリカバリーを水深10mにて行った。
だがこの後、砂地をけって泳ぎ始めると、ひどくジグザグした。
泳ぎ始めると、浮く。先生にひっぱられ沈むと、今度は動けなくなってしまう。それでBCDにワンプッシュで空気入れてるのにまた浮いてしまうのだ。
しばらく先生の前でうだうだした。まったく静止できない。
ともあれ、なんとかでかい洞窟の入り口で、ウコンハネガイを見せてもらえた。先生のとっておきの今回のハイライトである。
この貝、ありえない感じの貝である。なんか海の生き物としても陸の生き物としても???てな感じだ。やや深海魚的なミステリアスさを持ち合わせている。
まず、赤くてきれいな触手がたくさん出ている。これを触ってはいけないらしい。
で、割れ目にライトを当ててみると…
なぜか、光がネオンのように移動しているのである。なぜ、光が出ているのかさっぱりわからないがなんかすごい。
これは今後も調べたいと思います。(どうやら、発光ではなく反射らしい)
写真はほとんど撮れなかったが、クマノミちゃんたちをどうぞ。
クマノミは4種類いるけれど、どれもおもしろいくらいイソギンチャクを中心にたむろってるからかわいい。
ハマクマノミに関しては、イソギンチャクに下半身浸かったままボーッとしているのがなんともいえず、ゆるくていい。

これはクマノミちゃん。オレンジ色の部分が少ない。
ダイブが終わったあとは、器材を片づけ、ライセンス発行の手続きをした。先生はくじらが大好きなので、私もくじらが大好きなので、ぜひ冬にも来てくれと言われたが…寒そう!!クジラは本当に好きだが……もしどうしようもなくストレスたまったら、行くよ!先生!w