カンボジア・タイひとり旅-2017-12-15 カンボジアとタイの国境を越える
朝7時20分、旅行会社の人に連れられてバス乗り場へ。
怖いなと思っていたが、バスは割と普通・・・・かな?
これに8時間乗っていくということらしい。
しかしスタッフが、ほとんど英語喋れなくて本当に参った。
NAKATAN BUSという会社なんだけど
バス内のトイレは使えないし、あんまし、オススメしないです。できれば高めのバスを予約した方がいいかと。
朝は、お菓子とジュース、昼はチャーハンが出ますが
トイレ休憩は国境だけなので、ほとんど食べられないです・・。ましてや飲み物も我慢。
バスのメンバーは概ね以下の通り。
私(日本人)
バックパッカーの若い男子一人(白人、金髪、欧米系)
フランス人ファミリー(4人)
イスラエル人のカップル(無愛想。だが割と質問してくるので笑った)
フランス人カップル(バゲット持ち歩いてた…)
国境での手続き
まずはバスを降り、徒歩で向こう側まで行かなければなりません。
パスポートをカンボジア側で見せて、出国スタンプを押してもらいます。
こっから、徒歩で国境を越えます。
ですが、全体的に、ルートがわかりにくい!というか、全然わからんw
しかも、歩いている時にやたら、物乞いが声をかけてくるのだ。
基本的に、前を歩くバックパッカーなどの格好を覚えておくしかなかった。
独特の、ドキュメンタリー番組を見ているような、不思議な雰囲気に包まれながら、タイ側の入国審査へ向かう。
カンボジア側から、荷車を引いた商売人がたくさん通るのがなんとも東南アジアな雰囲気であった。
タイの入国審査側につくと、入国カードを配っている人を見つけるので、すかさずもらい、その場で記入。
割と難なく、国境はパスできました。
その後、バス乗り場に向かうだけなので、この辺でトイレ探しておくといいかも。
バスに着くと、みんな揃うまで待つので結構時間がある。
フランス人カップルはどこからかバゲットを取り出してムシャムシャしていたw
意外とゆるかったな〜
ここまでくれば、もう安心。
バンコク・北バスターミナル
バンコクが見えてくる。大都会だ。シェムリアップとは比較にならない。もはやトゥクトゥクもほとんど走ってないし、道路は日本のように舗装されていて突然車内も静かになる。(カンボジアではクラクション鳴らしまくってた)
さて、こっからが大変。「北バスターミナル」という所に降ろされて、放置なので、そのあとは自分でホテルまで移動しないといけない。
ホテルは、BTSの「NANA」駅から徒歩5分程度。なお、ホテルに泊まるなら絶対にBTSなどの公共機関の駅の近くがいいと思います。BTSはものすごく便利なので。BTSに乗ると、そのまま空港までいけます。なので、空で移動してきた人の場合もかなり有利。とにかく、BTSで空港にいくとめちゃくちゃ安いんです。45バーツくらいなので、当時のレートで158円くらい。安いでしょ。
だけど、バスターミナルから、BTS駅への交通手段が特にない。タクシーの客引きはすごいんだけど、タイのタクシーはぼったくりが多くて有名。タイ人、商売っ気は強いんだけど、やたらずるとしようとするのが問題…。
せっかくバスターミナルにいるので、バスでBTSまで送ってもらうことにした。
バスターミナルは「モーチット」という不思議な名前なんだけど、同じ名前のBTS駅があるので、そこにいくと決めた。
だけど、そのバスがどこから出てるかさっぱりわからず…。
散々自力で探したが、タイ語ばかりでかなりきついので、まずは必要な両替をして、ついでに質問してみることにした。
よくわからないけどタイでは比較的有名な銀行に入り、ドアマンに「両替できますか?」と聞いたが、ドアマン、英語が喋れない。受付を指差してニヤニヤされたので、受付のお姉ちゃんに、なるべく丁寧に、「両替できますか」と英語で聞いた所、お姉さんたちは理解できたようだ。
タイでの両替(カンボジアはドルなので両替しなかった)はパスポートが必要。手続終了後、「モーチットBTS駅へのバスはあるか」と聞いてみた所、かなりあっさりと教えてくれた。しかも、手書きでバスの番号まで教えてくれる。どうやら有名みたいだ。二人掛かりで丁寧に教えてくれて、お姉さんたち優しい。
ちょっと図に書いたので現地行った人は参考にして欲しいんだけど
「アユタヤ行きバス」の看板の所、バーがあるんだけど気にしないで道入っちゃっていいです。
しばらくすごい怪しいお土産物屋通りを通り抜けると、普通のバスターミナルに出る。割とあっさりその番号が見つかり、おばちゃんが話しかけてきて、とりあえず行き先を告げると、スーツケースを持ち上げてくれた。まじありがたい。
バスはボロッボロだが、乗客私だけでも発車してくれた。バンコクのバスは、乗ってからお金をおばちゃんに支払って、お釣りもさっと計算して渡してくれる仕組み。
バスはほとんど冷房が効いておらず、なんとも後進国風味だったけど、独特の雰囲気があって面白かった。バンコクの車道は混んでるし、かなり汚いので、あんまり下を歩くのはオススメしないが・・・
BTSに着いて感激。BTSは新しい施設なので、エレベーターもエスカレーターもついている(たまに故障しているので注意。スーツケースを持っていても、故障していることはしょっちゅう。体力は温存を)。
やった!あとは計算通り、NANAまで行くだけだ。(ナナの発音は、ナーナー。ナ↑ナ↓ではない。)
この日は金曜だったのですでにだいぶ混んで来ていて、必死でスーツケースを守って(転がらないように)NANAまでたどり着く。途中で日本人の家族とかいてちょっと和んだ。カンボジアでは想像ができないくらいバンコクは都会化しており、山手線の代わりにゆりかもめが走っているような感覚。
BTSはチケットが、コインで買う券売機と、お札が使える券売機があるんだけど、初心者だとみんな迷う。
駅名は電子パネルにデフォルトがタイ語で書かれているんだけど、イギリス国旗を押すと英語に変わる。
あとお札が使える券売機はだいたい、一個しかないんです…。
最悪どっちも使えなかった場合窓口でも売ってくれる。
ICカードの使い捨て(カード自体はリサイクルされてる)を買って、出口で回収される仕組みになっており、割と合理的だと思う。
ホテルもまたわかりにくい場所にあって、たどり着くのに精神的に疲弊したけど、なんだかんだ危ない目にも遭わずに到着。迷っていると声をかけてくれるおばちゃんとかいた。タイ人は基本親切だと知る。途中の道がニューハーフにジロジロ見られながらで辛かったけどw
一旦ホテルで荷物を解いて、片付けたり外出用に直して、とりあえず、夕飯はモールのフードコートにいくことを決めた。フードコートは日本でも便利ですよね。海外では一人だったらめちゃくちゃ便利です。
ざっとネットで調べて、TERMINAL21というモールに行くことに。
バンコクのショッピングモール事情
金曜なのでめちゃくちゃ混んでたけど、なんとか食事にありつけました。
バンコクのショッピングモールはBTSの駅直結なことが多くて、ものすごく便利です。ほとんど外気に触れずに中に入れるかもしれない。
また、中ですが、例えていうならお台場のモール街と同じレベル。これが普通に5件くらいドカドカ建ってるし、郊外にもどんどん建ててる。エライコッチャ。そんなにものが売れるのか?日本だと想像がつきません。
バンコクは旅行者に大人気の街なので、ものが売れるのでしょうね。日本よりは安いですし。
モールの品揃えですが、普通にH&M, ZARA,ハイブランドはほぼ全部(化粧品と靴類)、紀伊国屋、家電品など。面白いところでいうとタイ伝統文化専用店もありますが、これは空港でも安めに売っているのであんまり焦らなくても大丈夫です。
レストランには大戸屋、ペッパーランチ、吉野家なんかもありました…
あとはフードコート。フードコートは2件行ったけど、両方ともカード式で、当日カードを買ってチャージしてもらい、その日のうちに残額を返してもらえます。なので、多めにチャージして大丈夫です。
この日は、マンゴージュース30バーツがとても美味しかったです。120円でマンゴージュース…ありえねぇ。
かなりの混み具合なので、その日はざっと見てとっとと帰りました…。
2018/01/01 12:47 | カンボジア・タイ