Day3 5.1 メーデー フランス旅行記2012春

3日目はメーデー。また、開いているお店が少ない日ですwww
ここぞとばかりに教会や、特に制限なくみられるモニュメントを見に行きました。

サンジェルマン教会は、こじんまりとした素朴な教会で、特に語るところは無いのですが…

雰囲気がよかったので、小物とか撮ってみる。

フランスの教会はどこも重みがあり、人々の心のよりどころという感じがします。とても癒し系。


サン・シュルピス教会

サン・シュルピス教会はかなり大きめ。前庭の噴水がリッチ!この小さい広場で、たくさんの人が休んでいました。とても綺麗な場所です。

教会の内部にはかなり価値の高い絵画、ジャンヌの石像、有名なオベリスクと子午線(ダヴィンコードのあれ)、プラスなぜか…キリストの聖骸布。
本物はトリノにあるはずなので、多分複製かな?

ドラクロワの絵画は動きが荒々しく格好よかったです。

そして教会から出てくると、お昼の鐘が!これが美しい響きで、何度も何度も鳴っていて、多分12回以上鳴ってたんじゃないかなあ。

ヨーロッパの教会の鐘の音。

なかなか聴けないので、録画しておきました。

http://youtu.be/_HXkf8bCZGA


リュクサンブール公園でグータラ

リュクサンブール公園でひたすらグータラ

さて、少し歩くと綺麗な公園が見えてきます。リュクサンブール公園です。公園ですが、正直…豪華…です。ここにはフランス国会上院がありますwえ、ここで会議ww仕事する気になれません!!

メーデーで、ピーカンの青空。フランス人がやることと言えば、日光浴かランニングしかありませんw
というわけで、この公園は、走る人の道と、写真のようにひたすら日光浴グータラの2パターンしか存在しませんでしたw
なぜか…走ってる人は本気で走ってました。器用に観光客をよけながら…

子供がいる人の場合は、子供はじっとしてないので、キックボード(なぜかフランスで大流行のようだ)などを渡しておきます。

フランスの子供はじっとしていません。正直マナーも悪いし、自由奔放に育てすぎですw(ルックスは世界最強なくらい可愛いですが。しかも結構オシャレさせてます)
しかしそれがどうもフランスの「自由・博愛」につながっているらしく、小さいお子様でも「叱らず、理論的に諭す」「大人扱い」ということらしい。
とは言え、子供です。ヴェルサイユ宮殿では語尾に「シルブプレ!」をつけつつ、怒鳴られる姿も見られました。とは言え、シルブプレをつけている以上やはり大人扱いということなのか。
にしても、ルーブルやオルセーでもじっとしていない子供たち。正直…かなり邪魔でした。
イギリスのナショナルギャラリーで見た子供たちがものすごい静かだったので極端に違う気がします。だってフランスの子、ひそひそしゃべりができないんですよこんちくしょう。

ところで、手前の湖で何か浮かべているので、競争しているのかと思ったら、ただ浮かべているだけでした。実にフランスらしい遊びです。じっとしていられない子供たちに、出店で下の船を3€くらいでレンタルして、浮かべて遊ぶだけ。しかし子供たちは夢中で、棒きれで自分の船をつっついたりと必死です。

ネタとしておもしろかったので、紹介しておきます。

国旗が目立つUKさん

アメリカ!ヨーロッパの人は「アメリカ」って呼びますよね。現地の人は「ステイツ」って言うんだよ。

さわやかなギリシャさん

ジャパーン!強い外貨(ry

イタリー!がんばれ


他にもいっぱいいたけど撮れなかった\(^o^)/
ヘタリアねたみたいでおもしろい。

ちなみにこの公園には、アメリカにあげた自由の女神の原型バージョンが置いてあるんだけど

修復中で看板しか見れなかった。

orz

ジュテームベベ

ジュテームベベ…だと?!しかもさりげにバレンタイン。かっこつけやがって…

このあとは、セーヌ川を渡り、シテ島へ。

有名ですが、橋に南京錠がかかっています。

そりゃもう大量に。

仏語で「フォーエバー」とか書いてありますが…幸せになれるといいね!マリーとピエール!(もう一枚の写真に写ってた)左のタイプの南京錠はよく見かけるので、どっかで売ってるみたいです。

適当な人から本気な人まで様々。

意外と日本人の名前を見ませんでした。
しかし、パリは恋人同士でくるのはよいところでしょうね。おおっぴらにキスができますから(爆)
フランスの人はなんていうか優しいえろいキスをしています。アメリカの肉食的なキスしか見てないのでやっぱちがうわなと思いました。

晴れた日のセーヌ川

セーヌ川は景観は大変美しいですが、水は汚いですwww
また、いくつもの船が出ていて、これまた贅沢に、デッキに庭つくったり、小さなガーデン作ったりしています。
今回は乗れなかった…。結構高いんですよ。でもまた行く機会があったら、ぼんやり乗ってみたいです。メーデーでも結構動かしてましたので。

このあと、ノートルダムを外側だけ見て、長蛇の列を見てあきらめ、列車に乗ってエッフェル塔へ。

エッフェル

多分今回のベストショット3以内に入る写真です。

いやあ、よく晴れました!良い写真しか撮れないくらいです。
エッフェル塔は長蛇の列!上に登るための列です。約3時間と言われています。どこぞの遊園地のアトラクションみたいですね。
エッフェルは一か月以上前なら予約券が買えますが、日にちを指定して買わないといけないので…
結構な覚悟が必要です。
こんなこともあるので、フランス旅行は一週間近く滞在することを強くお勧めします。のんびり観光するのがベストです。

ところでこの写真見るとわかるように、フランス人はのんびりするのがだーい好き。芝生で寝っ転がってアイスを食べたりしていますw

凱旋門の儀式

この次は凱旋門へ。

ここで何か儀式が始まりました!ロープの向こうへ追いやられてしまう私たち。

するとフランス軍の方が何やら列を組んで行進を始めました。

しかし

行進がゆるいww

実にふわーんとした行進です。これもなんというかつい、イギリスの衛兵交代式と比べてしまいます。力強さは1/10くらいでしょう。(イギリスの衛兵は力入れすぎですが)

フランス軍、水色のスカーフがワンポイントになってとてもおしゃれ♪ 戦場でもオシャレには気を抜かないよ!

しかも、普通こういう重要な儀式って、段どりきまってますよね?なのに決まってないらしくて、いつまでたっても偉い人が始めてくれません。兵隊さんはお尻をかいている始末w
市民代表も集まって今にも始まりそうだったのですが、30分も待ったので帰っちゃいました。

メーデーは若干治安が悪く、帰りのメトロではスリの子供に囲まれましたが、子供なので強引に取りにこれず、ただ話しかけてくるだけ。時間を訊いてきます。カバンから手を離さずに答えましょう。しばらくしたら、そばにいたフランス人のおじさんが何か大声で叫んで、子供たちは走って降りていきました。

大半のフランス人は大変親切で良い人ばかりなのですが、観光客を狙った犯罪は後をたたないようです。経済も不安定なのでしょうね…。しかし、8歳くらいの子供だったので、これからの彼女たちの人生がどうなるのか、ちょっと血の気がひく思いでした。

あと、フランス民主労働総同盟(Cfdt)がデモ行進をしたり、サルコジさんが演説をしていたようです。サルコジさんには直接は会えませんでした。エッフェル塔過ぎたあたりでチラシがいっぱい落ちていました。

サルコジさん負けちゃいましたね。ドイツとうまくやっていけるとよいのですが。