洗濯機を自力で修理する:パルセーター編

ある日突然、洗濯機が「洗い」モードの時に回らなくなった。

修理より買いかえかな、と思って色々ネットで調べていたら、どうも「パルセーター」という部品を購入すると3000円くらいで直せるという。

 

まずは、自分の洗濯機からパルセーターが取り外せるかどうかだ。

パルセーターはねじ、たった一本だけで洗濯機の底にとりつけられている。

これを外すのは簡単だった。

問題は、底を持ち上げて外すことだ。

パルセーターはそもそも洗濯機の部品なので、突起はすべてなめらかになっており、つるつるして持ちあげにくい。

この持ち上げて外す方法は、色々なことがネットに書かれていたが、一番楽だったのは、これ。

「ビニール手袋をはめて持ち上げる」

ビニールとプラスチックが密着することで、あっさりと、外れます。素手でつかんでひっぱってもなかなかとれない。何かひっかけようと思ったけど、穴が小さくて何も入らないし、入っても曲がりそうなのである。

さて、やっと外れたので、部品取り寄せの電話をかけた。

シャープのサービスセンターは割とあっさりと、型番を聞き、検索し、2日後に納品しますので取りにきてください、とのこと。

土日しか行けないというと、土曜日なら開いてますと即答。なかなか合理的で優秀だ。

そして今日、朝からいきなり電話がかかってきて「納品しましたー!!」大変元気である。

宅配便だと送料がそれなりにかかるのと、受け取りに失敗するとまた一週間かかってしまうこともあるので、田端まででかけることにした。田端なんて、降りたこともない。

なんというか、素朴でそっけないJRの駅だったが、結構でかい。

ここから徒歩6分くらい。素朴なビルで、おばちゃんたちが目まぐるしく働いており、アットホームでいい印象だった。

部品を受け取り、帰宅し外した部品とくらべてみる。

やはり古いほうは恐ろしくサビている。しかも軸受の部分、完全にもう無くなっていた。ひっかかって回るはずの部分が無いのだから回っているほうが不思議かもしれない。

パルセーターをはめこむには少し力がいる。噛みあったな、と思ったら一回軽く押すと半分くらい入るので、その後体重をかけて一気に押し込む。

ネジは比較的慎重に、でかめのプラスドライバーでねじこむ。

今洗濯機まわしてますが、全く問題なく回ってます。

もしかしたら、洗いあがりがよくなるかも。しっかり回転してるはずだからね。

新しい洗濯機を買おうかかなり迷ったけど、8年くらいの使用年数だと、主婦に言わせれば「勿体ない」とのこと。2200円くらいの部品だったので、かなり節約できた。交通費は大体400円くらいっすかね。